2006.01 「角を曲がれば」

 

  カメラを手にして歩くと、普段見過ごしてしまうような、何気ない景色でも自然に目に留まるようになる。そこで立ち止まりボタンを一つ押すだけで、それらの光景は自分の中にスッと溶け込む気がする。
次はあの角を右に曲がろうか、それとも左へ行こうか。 そんな風に気ままに歩くのが好きだ。 そして現れる、何処にでもあるような初めて見る景色の中に僕は小さな何かを発見するのです。